コンビニ店員って簡単そうなイメージがありませんか?
かく言う私も、コンビニ店員って楽そう……という理由から高校生の時にバイトをしました。
しかし!これがけっこう激務だったのです!
高校生の時と、20代前半でかけもちをしていた時にコンビニ店員としてアルバイトをしていた私ですが、今思えばもっとほかのアルバイトをしたほうが良かったんじゃないかな……とも思います。
コンビニ店員さんってあんなに大変なのにがんばっていて、私からすると神の領域です。
そんな激務の理由を、今回は実際に働いた私の感覚から7つ紹介しますね。
コンビニ店員が激務な理由7つ
コンビニ店員は簡単そう……は大きな間違いなんです。そんな理由を7つ挙げていきますね。
覚えることがたくさん
ただレジをこなせばいいと思われていることが多いコンビニ店員。いえいえ、そのほかにもたくさんのことを覚えてこなさなければいけないのです。
まず、そのこなせばいいと思われているレジだって、覚えることがたくさん!
「商品のバーコードをピッピッとスキャンするだけじゃん」と思いがちですが、今はほとんどのコンビニがホットフードを販売しています。
フライドチキンとか肉まんとか。
最近はもっといろんなジャンルのフードを取り扱うようになりましたね。
そのフードのボタンもたくさんあり過ぎて覚えるのが一苦労なんです。
あとはクレジットカードや商品券など、払い方もお客さまによってさまざま。
最近はなんとかペイを取り入れていっています。
なんとかペイについていけないBBAなきみ子です(笑)
そのひとつひとつを覚えるのが地味にしんどい。覚えてしまった後は楽になるでしょうが……。
さらに
- フードの調理方法
- 宅配便受付
- 宅配便の店頭お渡し
- コピー機などの店内の機械の操作
- 各種チケットの販売
- 商品の入荷や引きなどの管理
と私が覚えているだけでもこんなにたくさん……
いつも時代の最先端をいくコンビニなので、どんどん新しい手法が取り入れられます。
そのため、私が働いていた当時より今はさらに覚えることが増えていることでしょう。それに必死についていかなければいけない適応力が求められます。
いろんな年代のいろんなお客さまの接客
コンビニは小さい子どもから年配の方まで、いろんな人が利用します。
どんな性格の人もどんな職業の人も利用しますね。いわば全国民がお客さまなのです。
優しい人ばかりがお客さまだったらいいのですが、コンビニにはいろんなお客さまが来るため、せっかちな人や怒りっぽい人も当然利用しますよね。
コンビニのような最先端の技術やルールに、ついていけない人もいます。
そんな全国民を接客するスキルが必要なんです。
私はレディースアパレルショップの販売員なのですが、うちのお店はわりと穏かな優しい女性のお客さまが多いです。
そのため、強い口調で威圧感があるお客さまや、ちょっと見た目がこわそうな男性のお客さまが来た時は少し戸惑ってしまいます……(接客業歴長いのに)
でもコンビニだとそういうお客さまって日常茶飯事ですよね。
その幅広い客層の接客を毎日しなくてはいけないのも、私からするとけっこうしんどいです。
お客さまから下に見られることも多い
接客業は学歴なども関係なく、だれにでもできるイメージがあります。
その上「お客さまは神様だ」という言葉も聞いたことある人が多いため、働いている店員を下に見ている人もいるんです。
最近は、以前よりその考えが一般的ではなくなってきている傾向にあると思うのですが……。
その接客業の中でも、店舗が多く募集もたくさんあって賃金が安いコンビニ店員は特に下に見られがちです。
加えて、先ほど幅広い客層のお客さまを接客しなくてはいけないと言いました。
せっかちな人や怒りっぽい人が来た時にうまくさばけないと、せかされたり怒られたりすることもしばしば……。
私も当時、モタモタしていたりミスをしてしまったりしてお客さまから怒鳴られたことが多々あります。
どんくさいですね……。
それが一番苦痛だったので、もうコンビニ店員は絶対にできないと思っているのです……。
ゴミ捨てが大変
コンビニにはゴミ箱も設置してあり、気軽にゴミを捨てることができますよね。
でも道行く人がゴミを捨てるゴミ箱。
すぐにいっぱいになりますし、なにより何が捨てられているかもまったくわかりません。それをまとめるのってとても大変で、精神的にもけっこうきついです。
ですが、今は店内にゴミ箱を設置している店舗も多くなっていますよね。
これで、以前よりはだいぶゴミ捨てが楽になったのではないかな~と思います。
しかし、だれが何を捨てているかはやはりわからない部分があるので、ちょっと抵抗ありますね。分別もされてない場合もあるでしょうし。
体力がいる
そしてコンビニ店員は体力もいります。
なんと言っても、仕事中はほとんど立ちっぱなしです。立ち仕事がメインなので、座り仕事より体力を使いますよね。
そして定期的に店頭で販売する商品が納品されます。
食べ物から飲み物、日用品までさまざまで、それらを移動するときに商品が入った箱を持ち上げなくてはいけません。
実は私、当時働いていた時に、その荷物を持ち上げる瞬間に腰を痛めたことがあります(笑)
ハタチそこそこだったのに……!!!(笑)
思っていた以上に体力がいる……と感じるコンビニ店員さんは多いのではないでしょうか。
まぁ私の今の職業、アパレル販売も立ち仕事で重いものを持つので体力いるんですけどね。コンビニ店員の方が商品を納品する頻度が高いので、その分体力も使うことになるでしょう。
年中無休24時間営業
コンビニと言えばいつでも開いていて利用できるイメージが一般的です。
最近、深夜営業を停止している店舗もあるようですが、まだまだコンビニは24時間年中無休での営業が基本ですよね。
これって地味にきついです。
シフトは時間帯で分けてはあるものの、年中無休なので世間のお休みの時に特に忙しかったりします。
接客業全般がそういう傾向にはありますが……、コンビニは特にその中の筆頭者と言えるでしょう。そうなるとやはり、希望の日にちにお休みが取りづらかったりもします。
年末年始にゆっくりできるコンビニ店員は少ないのではないでしょうか。
低賃金である
ここまでコンビニ店員の大変さをお伝えしました。
その大変な業務や接客があるものの、時給は地域の最低賃金であることが多いコンビニ店員。
これこそ、一番つらい部分なのではないでしょうか。
もちろん、もっと大変な仕事はたくさんあります。
コンビニ店員は、ここまでの大変な仕事内容にも関わらず最低賃金しか支払われていないところが激務と思えるポイントだと感じました。
求人募集が多いのも納得ですよね。
もっとコンビニ店員の時給は上がってもいいのでは?と私は思います。
私からしたらコンビニ店員は神
いかがでしたか?
コンビニ店員って、簡単そうに見えて大変なことやつらいことがたくさんあるんです。
まだまだ、いつ悪い人が入ってきたり、車が突っ込んできたりするかもしれないというリスクもあります。
これを読んでいる人もきっとコンビニを利用しているでしょう。
コンビニ店員さんも読んでいるかもしれないですね。
何気なく利用しているコンビニ、そこで働いている人って実はとてもすごいんです!
さらに、丁寧に接客している店員さんなんて、私からするともう神の領域です。
彼らがいなくなってしまったら、今の時代に必要不可欠なコンビニはなくなってしまいます。
次にコンビニを利用するときは、こっそりでもいいので店員さんに感謝の気持ちを持ちながら買い物をしてみませんか?
私もレジの時にいつも無言だったのをやめて、今は明るく返事をして最後は「ありがとうございます」と言うようにしています。
無言だったのは人見知りだったのもありますが……(笑)
そしてもしコンビニ店員さんがこれを読んでいるのなら、いつもお仕事ありがとうございます!
楽しく仕事ができるように応援していますね!